正月のしめ縄飾りやダルマ、書き初めなどを燃やして、無病息災や家内安全等を祈願する「どんど焼き」。全国的に行われている小正月の行事です。
さらに、燃やした残り火で”まゆ玉”を焼いて食べると、無病息災でいられるといわれています。 まゆ玉とは、赤や緑など色のついた餅を、蚕の繭の形にして、ヤナギの枝の先に刺したもの(形状など地域差がある模様)。
どんど焼きは、川西の10自治会のさらに細かい組に分かれ、それぞれで開催します。
そこに住む小学生が「どんど焼きにおいでなさい~」と太鼓を鳴らしながら地域を巡回。
そして田んぼや空き地などの広い土地に、竹や木などを組んで積み上げ、そこにダルマや正月飾りを付けたものを燃やします。
火が一気に高くまでのぼり、竹の弾ける音、火の粉が降り注ぎ、すごい迫力……!
市街地ではこんなに高く火を燃やすなんてできないので、自然豊かなこの土地ならではの光景でしょう。
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